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30年かけて完成する「雨垂れ石を穿つ」貴醸酒プロジェクト。2nd-rebrew蔵出し開始します。

創業300年に向けて、30年間にわたり取り組む日本酒づくり「萩乃露 十水仕込 雨垂れ石を穿つ 貴醸酒〝/300“プロジェクト」が2年目を迎えました。いよいよ本年より、前年度の「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒」を仕込みに使用して「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒」の醸造が始まりました。

30年かけて完成する、伝統継承と革新をテーマにした日本酒造り。

”2nd”は完熟したメロンを思わせるリッチな香味の濃醇な美味しさが口いっぱいに広がる味わい。幸福感に満たされる一本です。想像を超える濃醇な美味しさには虜になります。事との相性もお楽しみください。

数量限定ですが、7月7日蔵出し開始となります。

私たちが取り組んでいる貴醸酒は、通常は米と水を原料に醸造する日本酒を、水の代わりに日本酒を用いて醸造する日本酒です。本年は、前年に「萩乃露 特別純米 十水仕込 雨垂れ石を穿つ」を用い、十水仕込で醸造した「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒2022」を仕込み水の代わりに用いて「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒2023」を醸造しました。

来年以降も前年の貴醸酒で貴醸酒を醸造し、創業300年を迎えるまで30年にわたり繰り返していきます。前年度の貴醸酒を用いるため製造数量は限られますが、毎年の創意工夫や革新を反映しながら、年度をつないで行くことで深まっていく濃醇な味わいを目指しています。

〇30年間の醸造イメージ

1st:2022年-271周年 「雨垂れ石を穿つ」で「貴醸酒2022」を醸造
2st:2023年-272周年 「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2022」で「貴醸酒 2023」を醸造 ⇚ 今年の蔵出し分
3st:2024年-273周年 「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2023」で「貴醸酒 2024」を醸造

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30th:2051年-300周年 「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2050」で「貴醸酒 2051」を醸造

〇地元の台風被害から生まれたお酒「雨垂れ石を穿つ」

2013年、地元で台風による地元河川の決壊、洪水被害が発生。米の収穫期に重なり、実った多くの稲が被害を受けました。そんな中、奇跡的に弊社の契約栽培米が収穫できたことから「雨垂れ石を穿つ」が生まれました。
その際に採用した醸造法が「十水仕込」。江戸時代の醸造手法で、現代よりも少ない水で醸造します。濃醇なのに爽やか、現代の食にマッチする独特の味わいが生まれます(https://www.haginotsuyu.co.jp/amadare)。

〇「萩乃露 十水仕込 雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2023」の概要

このプロジェクトでは伝統と革新をテーマに、風土に根差した日本酒造りに取り組む弊社の精神を次代に継承することを目指しています。

「地元栽培米、十水仕込、前年度の貴醸酒を使用する」ことを基本としますが、原料米の種類、醸造手法、酵母などは年度ごとのテーマに合わせて決定します。将来どんなお酒が生まれるかワクワクしながら取り組みます。

・1.8L 4,000円(消費税込み 4,400円)、720㎖ 2,000円(消費税込 2,200円)
・限定数量1,000本

「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒」1.8Lのバックラベル

萩乃露

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