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創業300周年に向けて、「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 ”/300”プロジェクト」が始まります。

創業300年に向けて、30年間にわたり取り組む日本酒づくり「萩乃露 十水仕込 雨垂れ石を穿つ 貴醸酒〝/300“プロジェクト」が始動。これは前年度の貴醸酒を用いて醸造を繰り返す、伝統継承と革新をテーマにした日本酒造りです。

 

今回は第一弾となるお酒の販売を開始します。

 

 

 

今回取り組む貴醸酒は、通常は米と水を原料に醸造する日本酒を、水の代わりに日本酒を用いて醸造する日本酒です。本年は、前年に醸造した「萩乃露 特別純米 十水仕込 雨垂れ石を穿つ」を用い、十水仕込で醸造しました。

来年以降は前年の貴醸酒で貴醸酒を醸造し、創業300年を迎えるまで30年にわたり繰り返していきます。前年度の貴醸酒を用いるため製造数量は限られますが、毎年の創意工夫や革新を反映しながら、年度をつないで行くことで深まっていく濃醇な味わいを目指しています。

 

〇30年間の醸造イメージ

1st:2022年-271周年 「雨垂れ石を穿つ」で「貴醸酒2022」を醸造
2st:2023年-272周年 「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2022」で「貴醸酒 2023」を醸造
3st:2024年-273周年 「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2023」で「貴醸酒 2024」を醸造

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30th:2051年-300周年 「雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2050」で「貴醸酒 2051」を醸造

 

〇地元の台風被害から生まれたお酒「雨垂れ石を穿つ」

2013年、地元で台風による地元河川の決壊、洪水被害が発生。米の収穫期に重なり、実った多くの稲が被害を受けました。そんな中、奇跡的に弊社の契約栽培米が収穫できたことから「雨垂れ石を穿つ」が生まれました。
その際に採用した醸造法が「十水仕込」。江戸時代の醸造手法で、現代よりも少ない水で醸造します。濃醇なのに爽やか、現代の食にマッチする独特の味わいが生まれます(https://www.haginotsuyu.co.jp/amadare)。

 

〇「萩乃露 十水仕込 雨垂れ石を穿つ 貴醸酒 2022」の概要

このプロジェクトでは伝統と革新をテーマに、風土に根差した日本酒造りに取り組む弊社の精神を次代に継承することを目指しています。

「地元栽培米、十水仕込、前年度の貴醸酒を使用する」ことを基本としますが、原料米の種類、醸造手法、酵母などは年度ごとのテーマに合わせて決定します。将来どんなお酒が生まれるかワクワクしながら取り組みます。

・720㎖ 2,000円(消費税込 2,200円)
・限定数量600本

 

 

 

萩乃露

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